何かと便利な VNC について。
布団から出たくない時に手元の macbook から少し離れた Windowsマシン を操作する時とか大活躍です。
VNC そのものは通信に暗号化を行わないので、インターネット越しに使用するのはちょっと怖いです。(商用版等で暗号化されるものもありますが。)
なので、SSH または VPS でトンネリングして VNC を使用する事にします。
VPS は、今使っている docomo の SPモードでは利用できないので SSH を用いる事にします。
今回は SSH サーバと VNC サーバはそれぞれ別マシンで動作させるものとし、VNC クライアントは docomo のSPモード越しの Android 端末を用いるものとします。
サーバは同一マシンでも設定等は殆ど一緒になります。
今回は、単に Windows マシンにSSH サーバをインストールするのが面倒だったので別にしました。
こんな構成
VNC, SSH サーバのインストール等は割愛して、Android の方だけ。
上の例では DynamicDNS とポート変換を利用し、SSHサーバが立ててある Macマシンの my.host.com にSSH接続を行なっています。
そして、ポート転送の設定で localhost の5900番ポートへの通信を、Windowsマシン の5900番ポートへ転送します。
ソースポートは自分の都合の良い物を指定し、転送先のポート番号はVNCサーバが使用するものを指定して下さい。
パスワードはVNCサーバで設定したものを指定し、アドレスは localhost(127.0.0.1), ポートは前の ConnectBox で設定したソースポートの物を指定します。
無事、SPモード越しにVNC接続を行うことができました。
最初のフレームの受信に時間がかかる様な気もしますが、十分利用可能な感じです。